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ファミマの新レジの評判は?新セルフレジが使いにくい口コミと旧型との違いを検証

ファミマの新レジの評判は?新セルフレジが使いにくい口コミと旧型との違いを検証

「ファミマのセルフレジ、新しくなって使いにくくなった気がする」

「前のセルフレジのほうが早く会計できたのでは?」

2026年9月から全国への本格導入が始まったファミリーマートの新型POSレジについて、SNSでは早くもさまざまな感想が投稿されています。

特に目立つのが、「バーコードを読み取りにくい」「画面操作がわかりづらい」「押す回数が増えたように感じる」といった使い勝手への不満です。

ファミチキをはじめとしたホットスナックの購入や現金払いで戸惑ったという人もいて、導入直後のファミマの新レジの評判は、少なくともネット上では厳しめの声が目につきます。

一方、新レジは単なるセルフレジのモデルチェンジではありません。

店員が操作する「有人モード」と、客自身が会計する「セルフモード」を1台で切り替えられるようにし、従来のセルフレジでは難しかった電子マネーへのチャージやエコ割商品の購入にも対応した、大規模なPOSシステム刷新です。ファミリーマートは2026年9月から全国約1万6,500店舗への本格導入を開始しています。

つまり、「できること」は増えているのに、「前より使いにくい」という声が出ているわけです。

なぜこのようなギャップが起きているのでしょうか。

ここでは、ファミマの新レジに寄せられている口コミを具体的に整理しながら、旧型セルフレジとの違い、使いにくいと言われる理由、新しく便利になった部分、ファミチキや現金払いで迷いやすいポイントまで詳しく見ていきます。

目次

ファミマの新レジの評判は?導入直後は「使いにくい」という声が目立つ

2026年9月7日時点で新型レジに関するSNSの反応を見ると、好意的な感想よりも、操作性への戸惑いや旧型を惜しむ声のほうが目につきます。

ただし、現時点で全国の利用者を対象にした大規模な満足度調査が公表されているわけではありません。

SNSでは不便を感じた人のほうが投稿する動機を持ちやすいため、「新レジを利用した人の大多数が不満を抱えている」とまで断定することはできません。

現段階では、あくまで本格導入が始まった直後のネット上の初期評価では、ネガティブな意見が目立っていると捉えるのが適切です。

「新しいレジが使いにくい」という厳しい口コミが相次いでいる

新レジについて見られる反応には、かなり率直なものがあります。

「新しいレジが使いにくい」「前のほうがよかった」といった比較だけでなく、「UIがわかりづらい」「セルフレジが改悪されたように感じる」といった強い不満も出ています。

Yahoo!リアルタイム検索でも、新しいセルフレジについて「バーコードリーダーの反応が悪い」「画面をタッチする回数が増えて時間がかかる」「現行のほうが使いやすかった」といった趣旨の投稿が確認できます。

利用者の不満を整理すると、主に次のような点へ集中しています。

  • 商品のバーコードを以前より読み取らせにくく感じる
  • 次に押すボタンや操作する場所が直感的にわかりにくい
  • 画面をタップする回数が増えたように感じる
  • ファミチキなどバーコードのない商品で迷いやすい
  • 現金払いでは紙幣や硬貨を入れる場所がわかりにくい
  • 旧型セルフレジのほうがシンプルで会計が速かったと感じる

コンビニのセルフレジを選ぶ人の多くは、「店員とのやり取りを省いて早く会計したい」という目的を持っています。

だからこそ、一つひとつは小さな違いでも、スキャンや画面操作で数秒ずつ迷うと「前より使いづらくなった」という評価につながりやすくなります。

バーコードリーダーへの不満は特に目につく

新レジの口コミで繰り返し見られるのが、バーコードの読み取りに関する不満です。

旧型セルフレジを頻繁に使っていた人であれば、「この位置に商品を持ってくればすぐ読み取れる」という距離や角度を体で覚えていたはずです。

ところが端末の形状やリーダーの位置が変われば、同じように商品を動かしても読み取りづらく感じることがあります。

SNSでは、バーコードリーダーの反応が以前より悪く感じられるという投稿が実際に確認できます。

ペットボトルを1本だけ買うなら数秒の差かもしれません。

しかし、おにぎり、飲料、お菓子、日用品など複数の商品を一つずつ読み取る場面では、その小さな引っかかりが何度も発生します。

バーコードが認識されたと思って次の商品へ移したのに登録されておらず、もう一度戻すようなことがあれば、セルフレジならではの軽快さも失われます。

「読み取れるかどうか」だけではなく、「ほぼ考えず一発で読み取れるかどうか」が、体感上の使いやすさを大きく左右しているのでしょう。

UIがわかりにくいという口コミもある

画面の操作性についても不満があります。

「どこを押せばいいかわかりづらい」「画面がもっさりしているように感じる」「押すものが増えた気がする」という趣旨の声です。

ここで興味深いのは、ファミリーマート側の説明との違いです。

新型POSレジのセルフモードは、従来セルフレジのUIをほぼ踏襲しており、購入開始から決済完了までの操作ステップ数についても従来から変えていないとされています。

つまり、少なくとも設計上は「手順を増やした」わけではありません。

それでも利用者が「押す回数が増えた」「面倒になった」と感じているところに、今回の新レジの評判を理解するヒントがあります。

操作ステップが同じなのに「面倒になった」と感じるのはなぜ?

レジの使いやすさは、単純なタップ回数だけで決まりません。

次に何をすればよいか瞬時に理解できるか、視線をどこへ動かせばよいか、バーコードリーダーや決済端末がどこにあるかを考えなくて済むか、といった部分も大きく影響します。

そのため、数字上のステップ数が同じでも、利用者の体感では「操作が増えた」と感じることがあります。

横型から縦型ディスプレイへ変わっている

新型POSレジ「CV-330」では、15.6インチの縦型ディスプレイが採用されています。

東芝テックによると、物理キーボードを廃止し、ディスプレイを中心とした操作へ変更することで操作性や視認性の向上を図っています。

旧型セルフレジから利用している人にとっては、画面の向きや情報の配置、手を伸ばす位置が変わるだけでも操作感は大きく変化します。

スマートフォンのアプリでも、機能そのものが変わっていなくてもボタンの位置が移動しただけで使いづらく感じることがあります。

レジでも同じで、長く使って形成された「操作の記憶」が一度リセットされると、それまで無意識にできていた会計に判断が必要になります。

「操作回数」と「考える回数」は同じではない

たとえば会計に必要なタップ数が5回から5回のままだったとしても、

「次はどこだろう」

「このボタンでいいのか」

「支払い方法はこっちか」

と毎回考えなければならなければ、体感的には以前よりずっと長く感じます。

反対に、8回タップする必要があっても、押す場所が明確で流れが止まらなければ、それほど面倒には感じません。

今回の新レジに関しては、公式側では従来の操作ステップを維持している一方、利用者側では「タッチする回数が増えたように感じる」という反応があります。

このギャップは、「物理的な操作量」より「どこを操作するか判断する負担」が増えた可能性を考えると理解しやすくなります。

ファミチキなどホットスナックで迷いやすいのも不満の一つ

新レジについて調べている人の中には、「ファミチキはセルフレジでどう買えばいいの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。

おにぎりや飲料と違い、ファミチキなどのホットスナックは、利用客が手に取る時点で通常の商品バーコードを直接スキャンする形ではありません。

そのため、通常商品だけを買うときとは違った操作やスタッフ対応が必要になります。

バーコードのない商品を画面から探す場面で迷いやすい

実際の利用者からは、ホットスナックなどをセルフレジで処理するときに、画面上の商品選択で迷ったという声があります。

商品に付いたバーコードを「ピッ」と読み取るだけなら迷いにくいのですが、画面に並ぶ商品の中から自分が買うものを探すとなると話は別です。

ファミチキだけでなく、クリスピーチキン、焼きとり、コロッケなどカウンターには複数の商品があります。

商品名や画像を確認して正しいボタンを押す必要があるため、初めて操作する人ほど、

「ファミチキはどこ?」

「この商品で合っている?」

「間違って別の商品を登録しない?」

と手が止まりやすくなります。

普通の商品ならバーコードが商品を自動的に特定してくれますが、画面選択では利用者自身が商品を判別しなければなりません。

この違いが、ファミチキなどを購入するときの「セルフなのに思ったより面倒」という印象につながっています。

公式ではホットスナックは必要に応じて有人モードで対応する

一方、ファミリーマートの公式発表では、ホットスナックなどのカウンター商材は店舗スタッフによる対応が必要な場面として挙げられています。

ピーク時間帯や公共料金、宅配便などと同様に、スタッフ対応が必要なときは新レジを有人モードへ切り替える仕組みです。

そのため、すべてのファミマで必ず利用客自身が画面からファミチキを登録する、というわけではありません。

実際、SNS上でも「揚げ物までセルフで対応している店舗」と「揚げ物では有人対応になっている店舗」の両方が確認でき、導入初期は店舗によって運用に差があることがうかがえます。

ファミチキを買いたいものの操作方法がわからない場合は、無理に画面を探し続けずスタッフへ確認するのが確実です。

現金払いではお札の投入口がわかりにくいという声も

現金を利用する人にとって、新レジで戸惑いやすいもう一つのポイントが自動釣銭機です。

新型POSレジでは自動釣銭機を組み合わせることで、利用客自身が紙幣や硬貨を投入し、お釣りも機械から受け取る仕組みになっています。

慣れれば難しい操作ではありません。

しかし、初めて見る端末の場合、「お札はどこへ入れるのか」「硬貨はどこか」「決済端末はどれか」を一瞬探すことになります。

コンビニでは後ろに人が並んでいることが多いため、この一瞬が意外と大きなストレスになります。

スーパーの大型セルフレジであれば多少時間をかけても気にならない人でも、コンビニでは「なるべく数十秒で会計したい」という意識が強いからです。

自動釣銭機は店舗側にはかなり大きなメリットがある

利用客にとっては慣れるまで戸惑う設備ですが、店側にとって自動釣銭機のメリットは小さくありません。

店員が現金を直接数えて渡す必要がなくなるため、釣銭間違いを防ぎやすくなります。

ファミリーマートは、レジ締めを含む現金管理業務の省力化に加え、店員が現金に触れなくなることで、ホットスナックなど食品を扱う際の衛生面向上にもつながるとしています。

レジドロアーを容易に開けにくい構造になることから、防犯面の効果も期待されています。

このあたりは、利用客が触った瞬間に感じられるメリットではありません。

「利用者にとって一番操作しやすいか」と「店舗全体を効率よく安全に運営できるか」は、必ずしも同じ評価にならないことがわかります。

旧型セルフレジと新レジは何が違う?

「前のファミマのセルフレジのほうがよかった」という評判が出る理由を理解するには、新旧レジの役割の違いを見る必要があります。

旧型はセルフ会計をするための専用端末として設置されていました。

新型は、セルフ会計だけでなく、従来の有人レジまで1台にまとめることを前提にしたPOSシステムです。

比較項目旧型セルフレジ新型POSレジ
主な役割セルフ会計専用有人・セルフ両対応
有人対応別の有人レジを利用同じ端末を有人モードへ変更
操作画面横型中心15.6型の縦型ディスプレイ
現金キャッシュレス中心の端末が多い自動釣銭機付きなら現金対応
電子マネーチャージ非対応セルフモードでも対応
エコ割商品別レジが必要なケースありセルフモードで購入可能
スタッフへの相談店員へ直接声をかけるスタッフ呼出機能あり
店舗側の運用セルフ専用機を別に設置混雑状況に応じて役割変更
決済複数のキャッシュレス決済約40種類の決済サービスに対応

新型POSの最大の変更点は、やはり有人モードとセルフモードを1台で切り替えられることです。

従来のファミマでは、有人レジとセルフレジは別々の端末でした。

ITmediaによると、従来型セルフレジの導入店舗は全体の約4割でしたが、新型では有人・セルフの両機能を一つへ統合し、全国約3万7,000台を設置する予定です。

つまり今回の刷新は、「セルフレジを使いやすい新機種へ交換する」ことだけが目的ではありません。

全国のレジそのものを、店の状況に応じて役割を変えられる仕組みに作り替える計画です。

旧型セルフレジのほうが使いやすかったと言われる理由

新レジには機能が増えているのに、旧型のほうがいいと感じる人がいるのはなぜでしょうか。

大きいのは、旧型が「セルフ会計専用」という非常にわかりやすい役割を持っていたことです。

旧型は目的がシンプルだった

旧型セルフレジで利用者がすることは、基本的には商品を読み取り、支払い方法を選んで決済することでした。

よく利用する人なら、画面を細かく読むことすらなく、ほぼ反射的に操作できたでしょう。

新レジは有人モードにも使える共通ハードウェアで、電子マネーチャージやエコ割商品への対応など機能も広がっています。

機能が増えたこと自体は便利ですが、普段「飲み物を1本買ってPayPayで払う」だけの人にとっては、新機能よりもスキャンのしやすさや画面のわかりやすさのほうが重要です。

そのため、店舗側から見れば高機能化であっても、一部の利用者から見ると「自分に必要な部分は前のほうがシンプルだった」という評価になります。

旧型に慣れていた人ほど変化を大きく感じやすい

旧型セルフレジを何年も使っていた人には、操作の順番だけでなく、商品を置く位置やバーコードを読ませる動きまで習慣化されています。

その状態で端末の形状や画面が一気に変われば、新レジが客観的に極端に難しいものでなくても「使いにくくなった」と感じやすくなります。

新しいスマートフォンへ機種変更した直後と似ています。

性能が上がっていても、指が以前の場所を覚えているため、最初は古い機種のほうが使いやすく感じることがあります。

ただし今回の場合は、単に「慣れていないだけ」と片付けることもできません。

バーコードリーダーの反応や、画面上での視線移動、ホットスナックの商品選択など、利用者が具体的な不便を指摘している部分もあるからです。

メーカーはむしろ「使いやすさ」を追求して新レジを開発している

ネット上で「UIがわかりづらい」という感想が出ている一方、開発した東芝テックは正反対ともいえる狙いを掲げています。

東芝テックは新型POSシステム「CV-330」について、店舗スタッフ、利用客、地域社会それぞれのニーズを踏まえ、誰もが直感的に操作できる「使いやすさ」を追求したと説明しています。

この違いを見ると、新レジを単純に「雑に作られた機械」と考えるのは適切ではありません。

設計上は、かなり明確に使いやすさを意識しています。

アイコンやアニメーションによる案内を採用

新POSでは、対面レジとセルフレジで共通のUIを採用しています。

店舗スタッフ側の画面にもアイコンやアニメーションによる操作ガイダンスを入れ、新しく働き始めたアルバイトやパートでも操作を覚えやすくする工夫がされています。

利用客側についても、旧型セルフレジのUIをできるだけ踏襲することで、急激に操作を変えない設計になっています。

「完全に新しいUIへ作り直したから混乱している」という単純な話でもないわけです。

車いす利用者や子どもにも配慮されている

新レジの縦型ディスプレイには、ユニバーサルデザイン上の理由もあります。

東芝テックによると、車いすを利用する人や子どもでも操作しやすいよう、ディスプレイ上のボタンを低い位置へ配置しています。

従来レジの操作へ慣れた成人だけを基準にすれば、以前の配置のほうが使いやすい場合もあります。

しかし新レジは、より幅広い利用者が自分で操作できる環境を目指しています。

この点は、「新しくした理由」を公平に評価するときに見落とせない部分です。

約900店舗の試験導入では「使いづらい」という指摘がほぼなかった

今回の評判を考えるうえで特に興味深いのが、新レジは2026年9月に突然全国へ投入されたわけではないことです。

ファミリーマートは2026年6月頃から試験導入を始め、8月末までに約900店舗で新型POSレジを運用していました。

そして試験段階では、利用者が操作に戸惑い「使いづらくなった」と指摘するケースはほぼなかったと説明されています。

ところが、本格導入が発表された直後からネットでは厳しい感想が目につくようになりました。

この差は非常に興味深いところです。

試験導入と全国展開では利用する人数がまったく違う

約900店舗で大きな問題が出なかったからといって、全国でも同じ評価になるとは限りません。

全国約1万6,500店舗まで対象を広げれば、セルフレジを毎日使う人から、高齢者、子ども、現金派、ファミペイ利用者まで、触れる人の幅が一気に広がります。

それまで見つかりにくかった小さな不満も、大勢が使えば表面化します。

試験段階では問題にならなかった操作が、本格導入では多数の人に同じ違和感を与える可能性もあります。

店舗ごとの運用差も体験を左右する

新レジは、機械そのものだけで完結するシステムではありません。

店側がどの時間帯を有人モードにするのか、どこまでセルフ対応にするのか、操作に迷った客をスタッフがどう案内するのかによっても使い勝手が変わります。

実際、新レジ導入後はまず有人モード中心で運用し、その後徐々にセルフモードへ切り替えながら利用客に慣れてもらう方針が示されています。

つまり2026年9月時点では、新レジの機械だけでなく店舗側も新しい運用へ移行している途中です。

導入直後の混乱には、この過渡期特有の要素も含まれていると考えたほうがよいでしょう。

店員側にとっても大きく操作が変わる新レジ

利用者側のセルフレジだけでなく、店員側のレジも大きく変わっています。

従来の物理キーボードが廃止され、15.6インチのタッチディスプレイを中心に操作する方式になりました。

長年旧型POSを使っていたスタッフにとっても、最初から何の違和感もなく使えるとは限りません。

利用者もスタッフも同時に新しい操作へ慣れている途中

セルフレジで利用客が迷った際には、スタッフ呼出機能を使って店員を呼べます。

ところが全国導入直後は、そのスタッフ自身も新POSを使い始めたばかりという店舗が出てきます。

すると、

「客がセルフレジで迷う」

「スタッフが対応する」

「スタッフ側も新しい画面で確認する」

という流れになり、旧型より時間がかかる場面も考えられます。

これは新しいシステムを全国規模で入れ替える際には避けにくい問題です。

今後スタッフ側の操作習熟が進めば、少なくとも「困ったときのサポートに時間がかかる」という部分は改善する可能性があります。

新レジになって便利になったこともある

ここまで使いにくいという口コミを中心に見てきましたが、新型POSが旧型より劣っている部分ばかりというわけではありません。

機能面では明確に便利になった部分があります。

特に大きいのは、従来セルフレジだけでは完結しにくかった会計やサービスを、新レジのセルフモードでも利用できるようにしたことです。

新レジで便利になった主な機能

  • 有人レジとセルフレジを1台で切り替えられる
  • 電子マネーへのチャージがセルフレジでできる
  • エコ割商品をセルフレジで購入できる
  • 自動釣銭機付きなら現金でもセルフ会計できる
  • 困ったときに画面からスタッフを呼び出せる

ファミリーマートは、こうした機能拡充によってレジ待ち時間を減らし、自分のペースで会計したい利用者にも対応するとしています。

電子マネーへのチャージやエコ割商品については、従来セルフレジでは別レジへ移る必要がありましたが、新型ではセルフモードのまま利用できます。

以前から「セルフレジへ行ったのに結局店員を呼ぶことになった」という経験がある人には、大きな改善です。

キャッシュレス決済は約40種類に対応

新型POSの導入に合わせて、決済端末も刷新されています。

NECによる次期決済システムが全国約1万6,500店舗へ順次導入され、電子マネー、クレジットカード、バーコード決済など約40種類の決済サービスへ対応します。

コンビニでは支払い方法が非常に多いため、決済手段を広くカバーできることは重要です。

普段使っているキャッシュレス決済を利用できる可能性が高まり、有人・セルフを問わず同じ決済環境へそろえていけるのも新システムの利点です。

ただし、ファミマの新レジの評判を調べている人にとっては、決済種類の多さより「普段の会計が早く終わるか」のほうが重要でしょう。

その意味でも、機能面の強化が利用者の操作性向上として実感されるかどうかが、今後の評価を左右しそうです。

ファミマの新レジは「改悪」なのか?

SNSでは「改悪」という強い表現も見られますが、現時点で新レジ全体を改悪と断定するのは早いでしょう。

確かに、旧型へ慣れていた利用者から見ると、バーコード読み取りや画面操作など日常的に使う部分でストレスが増えたという感想があります。

この体感は無視できません。

一方、システム全体として見れば、有人・セルフの統合、現金対応、電子マネーチャージ、エコ割商品への対応、ユニバーサルデザインなど、従来より機能は増えています。

「高機能化」と「使いやすさ」は別々に評価したほうがいい

新レジの評価をわかりやすく分けるなら、次のようになります。

評価するポイント現時点での印象
バーコード読み取り不満の声がある
初見での画面のわかりやすさ戸惑う声がある
旧型ユーザーの慣れやすさ旧型のほうがよかったという声あり
有人・セルフの柔軟性新型が優れている
電子マネーチャージ新型で改善
エコ割商品の購入新型で改善
現金管理店舗側の負担軽減
幅広い利用者への配慮新型で強化
店舗の省人化新型の大きな目的

「新しくなったのだから、すべての部分で以前より優れていなければならない」と考えると、今回の評価はわかりづらくなります。

実際には、店舗運営や機能面では大幅に進化した一方、日常のセルフ会計では旧型のシンプルさを好む人がいるという状態です。

ファミマが新レジへ切り替える大きな理由は人手不足対策

ファミマが旧型セルフレジを残さず、大規模なPOS刷新を進める背景には、コンビニ店舗の人手不足があります。

レジだけを便利にするのではなく、「限られた人数で店舗全体をどう運営するか」を改善する必要があるためです。

ファミリーマートによると、今回の新型POSレジ、自動釣銭機、次期決済端末などを組み合わせることで、レジ関連業務を1日あたり2割削減することを目指しています。

暇な時間はセルフ、混雑時は有人に変えられる

従来のセルフレジには、大きな弱点がありました。

セルフレジ専用端末は、利用者がいなければ空いたままです。

反対に有人レジへ客が集中しても、スタッフ対応が必要なサービスであれば空いているセルフレジをそのまま有人レジとして使うことはできません。

新型なら、同じ端末を時間帯によって切り替えられます。

昼休みなど来客が集中するときは有人モードでスタッフが素早く商品を登録し、客数が減ったらセルフへ変更して、スタッフが品出しや清掃へ移れます。

利用者から見れば画面が少し変わっただけに見えても、店舗運営ではかなり大きな変更なのです。

ファミマの新レジを少しでもスムーズに使うコツ

新レジはまだ導入直後なので、頻繁にファミマを利用する人でも最初は操作に迷う可能性があります。

すべての機能を覚える必要はありません。

自分が普段使う決済方法と、迷いやすいポイントだけ知っておけば十分です。

ファミペイを使うなら先にアプリを開いておく

セルフモードでファミペイを利用する場合は、最初にファミペイを読み取り、その後商品を登録して支払いへ進むのが基本的な流れです。

レジの前へ来てからスマートフォンを取り出してアプリを探すと、それだけで時間がかかります。

列に並んでいる間やレジへ向かう前にアプリを開いておくと、会計がスムーズです。

バーコードが読めないときは角度や距離を変える

バーコードが一度で認識されない場合、同じ場所で何度も商品を振るよりも、少し角度や距離を変えたほうが読み取れることがあります。

ペットボトルやカップなど曲面にバーコードが印刷されている商品は特に、コード全体がリーダーから見える向きに調整すると認識されやすくなります。

読み取り音と画面上の商品表示を確認してから次の商品へ移ると、スキャン漏れも防げます。

ファミチキなどで迷ったらスタッフを呼ぶ

ファミチキや焼きとりなどのホットスナックは、店舗の運用状況によってスタッフ対応になる場合があります。

画面上の商品を探しても見つからない、どれを選べばいいのかわからないという場合は、無理に操作を続ける必要はありません。

新レジには「スタッフ呼出機能」が用意されています。

セルフレジだから全部自分だけで処理しなければならないわけではありません。

現金なら投入場所を最初に見る

現金で支払う場合は、金額を確定してから紙幣投入口を探すより、レジへ立った時点で自動釣銭機の位置を確認しておくとスムーズです。

新型POSは現金対応の完全セルフレジ構成と、キャッシュレス専用構成の両方に対応できます。

そのため、利用する端末が現金対応かどうかについても画面や周辺の案内を確認しましょう。

今後、新レジの評判が変わる可能性は十分ある

2026年9月時点で目立っている口コミだけを見て、「ファミマの新レジは失敗だった」と結論づけるのはまだ早いでしょう。

最大の理由は、本格導入そのものが始まったばかりだからです。

全国導入が完了するのは2027年2月末の予定

新型POSレジは、2026年9月から全国約1万6,500店舗への本格導入が始まり、2027年2月末までに設置を完了する予定です。

設置台数は約3万7,000台とされています。

つまり2026年9月時点は「新レジが全国で十分に定着した状態」ではなく、まさに入れ替えの途中です。

近所のファミマはまだ旧型なのに、別の店舗へ行ったら突然新型になっていた、ということも当面はあります。

店舗スタッフ側の習熟度にも差が出るでしょう。

ひらがな・英語表示や音声案内も追加される

ファミリーマートは、新レジについて今後さらに機能を追加する方針です。

公式発表では、「ひらがな」や「英語」への表示切り替え、音声による案内機能などを順次追加し、子ども、シニア、外国人利用者など幅広い人が迷わず操作できるレジを目指すとしています。

Impress Watchでは、日本語と英語の言語切り替え機能は2027年春頃の対応予定と報じられています。

「次に何をするのかわかりにくい」という不満については、画面表示や音声案内の改善で軽減できる余地があります。

一方、バーコードリーダーの読み取り位置や現金投入口など、物理的な構造に関係する不満は、ソフトウェア更新だけでは解決しない可能性もあります。

今後、実際の利用者から集まった声がどこまで改善へ反映されるかが注目されます。

ファミマの新レジに関するよくある疑問

ファミマの新レジは全国への移行途中で、店舗ごとに設置状況や運用方法が異なる場合があります。

そのため、「別の店舗では違う操作だった」ということもあり得ます。

ここでは現時点でわかっている内容を整理します。

ファミマの新レジは全国の店舗に導入される?

全国約1万6,500店舗への導入が予定されています。

2026年9月から本格導入が始まり、2027年2月末までに全国への設置を完了する計画です。

そのため、2026年9月現在は旧型POSレジが残っている店舗もあります。

ファミマの新セルフレジで現金は使える?

自動釣銭機が付いている端末であれば現金決済に対応できます。

新型POSでは、完全セルフレジについて「自動釣銭機付きの現金対応型」と「自動釣銭機なしのキャッシュレス専用型」の両方を構成できます。

すべてのセルフ端末が必ず現金対応とは限らないため、実際のレジ表示を確認するのが確実です。

ファミチキは新しいセルフレジで買える?

ファミチキ自体は購入できます。

ただし、ファミチキを含むホットスナックはスタッフ対応が必要なカウンター商材として公式発表でも挙げられており、必要に応じて有人モードで対応します。

実際のセルフ運用は店舗によって異なる可能性があるため、画面上の商品選択などで迷ったらスタッフを呼ぶのが確実です。

公共料金はセルフレジで払える?

公共料金の支払いなどスタッフによる対応が必要なサービスは、有人モードで対応することが想定されています。

新レジがセルフモードになっていても、すべてのコンビニサービスを自分だけで処理できるわけではありません。

宅配便もセルフレジで受付できる?

宅配便受付もスタッフ対応が必要なサービスとして案内されており、有人モードで対応します。

必要な場合は店舗スタッフへ声をかければ問題ありません。

ファミペイへのチャージはできる?

新レジのセルフモードでは、ファミペイをはじめとした電子マネーへのチャージに対応しています。

これは旧型セルフレジから便利になった代表的な機能の一つです。

値引きされたエコ割商品もセルフレジで買える?

購入できます。

従来セルフレジでは対応できなかったエコ割商品についても、新型POSではセルフモードで購入できるようになりました。

値引き商品を買うためだけに有人レジへ移る必要がなくなるのは、新レジのメリットです。

操作がわからなくなったらどうすればいい?

画面上のスタッフ呼出機能を利用できます。

新型レジには、セルフ操作へ不慣れな利用者でもサポートを受けられるようスタッフを呼び出す機能が用意されています。

バーコードが読み取れない、ファミチキなどの商品登録がわからない、決済で先へ進まないといった場合は、無理に操作を繰り返すより呼び出したほうが早く解決できます。

ファミマの新レジの評判を現時点でどう見るべき?

2026年9月7日時点でファミマの新レジの評判を調べると、導入直後は「使いにくい」「旧型セルフレジのほうがよかった」という声が目立っています。

特に不満につながっているのは、バーコードリーダーの読み取り、画面上のボタンやUI、ファミチキなどバーコードのない商品の扱い、現金投入口など、会計中に一瞬手が止まりやすい部分です。

公式側ではセルフモードの操作ステップ数を従来から変えていないと説明していますが、実際には「押す回数が増えたように感じる」という利用者もいます。

この違いからも、セルフレジの使いやすさは単純な操作回数だけでなく、「考えずに操作を進められるか」が大きく影響していることがわかります。

一方で、新レジそのものにメリットがないわけではありません。

有人レジとセルフレジを1台で切り替えられ、電子マネーへのチャージやエコ割商品の購入にも対応し、自動釣銭機によって現金管理や釣銭ミスの負担も減らせます。

東芝テックも、車いす利用者や子どもを含め、幅広い利用者が操作できるようユニバーサルデザインを採用しています。

さらに興味深いのは、本格導入前に約900店舗で試験運用した段階では、「使いづらくなった」という指摘はほぼなかったとされていることです。

全国展開によって利用者層が一気に広がり、それまで見えなかった不満が表面化した可能性があります。

加えて現在は、利用客だけでなく店舗側も新レジへ慣れていく途中です。

今後、操作に慣れる人が増え、店舗側の運用が安定し、ひらがな・英語表示や音声案内などが追加されれば、現在の評判が変わる可能性は十分にあります。

ただ、少なくとも本格導入直後の現在については、**「店舗運営や機能面では進化しているものの、利用者が日常の会計で感じる操作性では、旧型より使いにくいという不満が目立っている」**というのが最も実態に近い評価でしょう。

新しいから便利とは限らず、多機能だから使いやすいとも限りません。

ファミマの新レジが本当の意味で旧型より便利になったと評価されるかどうかは、追加機能の多さよりも、「バーコードを読み取って支払いを終える」という毎日の何気ない会計を、どれだけ迷わず短時間で済ませられるかにかかっていそうです。

出典・参考情報

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